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「農で起業する!」杉山経昌

私は農家とかではないのですが、あらゆる産業の中で、農業が一番重要な産業だと思ってます。
なんたって食べ物がないと人間生きていけない。

でも、農業って日本ではあまり良いイメージがついてないですよね。
作業がきつい、天候に左右される、高齢化、農薬、科学肥料・・・などなど。

でも、食べ物を作らないと、肉体的にほかの動物より弱い人類は食糧を得ることができず、滅びます。
食べ物を作れる人間だけが、動物の中で、こんなに繁栄しました。
だから、もっともっと良い意味で農業が注目を浴びて欲しいな、と残念に思うのです。

この本では、農業が素晴らしい産業であることを伝えてくれています。
外資系起業のサラリーマンだった著者が、脱サラしてブドウ農家として起業する過程を書いています。
農業を始めるための準備、農業が改善の余地のある成長産業であること、(というか、逆にこの近代社会で昔からまったく成長していない、という意味ですが)その改善のためにパソコンなどの情報ツールをいかに使うか、さらに自然のなかで生きることの素晴らしさ、週休4日でやっていく方法、などなど盛りだくさんです。

たまに、文章の言葉がきつーい部分もあるのですが、それも著者が真面目に農業を考えている部分ということで・・・

そして著者のすごいところは、補助金をもらっていないということ。
農業(に限らないと思いますが)って国・県・市町村の補助金をもらおうと思えば、沢山もらえるんですよね。
しかし、著者は補助金は農家の自立を妨げて、自助努力をしなくなる(値切ったり、見積もり比較をしたりしない)、としてもらいません。
(最初はもらってたみたいですが、補助金上の制約がおおくて懲りたらしい)
それでも、やっていけるのです。

ニュースなどで目にする、高齢化する農家さんなどからはポジティブな言葉はあまり聞かれません。
実際にその産業をやっている人が、良い産業だと思わなければ、後継者なんて現れませんよね。

この本は、農家っていいなー、やりたいなーと思わせてくれます。
農家さん自身が、農業に誇りを持ち、その素晴らしさを伝えることが後継者の育成につながるのではないかなー、と考えさせられました。

それと、今の世の中、食の安全が脅かされ、食糧危機が今後来るといわれていますから、自給自足は最大の危機管理なのかも、なんて思ったりします。

《最後まで読んでくれて、ありがとう》
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