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「できそこないの男たち」福岡伸一

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891) で有名な福岡伸一さんの新刊です。

「生物と無生物のあいだ」は半分くらいまで読んで、そのままになってますcoldsweats01
とっても面白いんですけど、またあとで読もう読もうと思っているうちに新刊が出てしまった。

勝間和代さんのBook Loversにも福岡さんがゲスト出演されていたので、「できそこないの~」を先に読みました。

ビジネス書ではないんですけどね・・・面白かったです。

エッセイのような、ノンフィクション小説のような、文学的な文章で、迫力のある研究者の様子が書かれています。もちろん、科学的な説明部分もしっかりと。

最終的な結論としては、生物の基本はメスで、オスはメスから作られた便利な遺伝子の使い走りでしかない、ということらしいです。
それは前々からなんとなく言われてましたけどね。ここまで断言されると男性の方はへこむでしょうか?

このことを説明する象徴的な生物として「アリマキ」という虫が登場するんですけど。
このアリマキのメス、すごいです。この説明部分だけでも読む価値あるかと。こんな虫がいるんですね~~~。びっくりです。高校の生物の実験でプラナリアを切断したとき以来の衝撃です。・・・と思って検索してみたら、アリマキってアブラムシのことらしいっす!すご!身近!

まぁ、遺伝子的な結論がメスが上だからといって、現在の人間の社会では男女、どっちが上ってこともないのではないか、と思うんですけどね。それぞれの家庭で違うのかと(笑)

ただ、やっぱり現実の社会では男尊女卑とかありますけどね。。。
昔っから不思議なこの考え方。女性は不浄のもの、とか。
そのようなことを言う方たちもその中から出てきたのに、不浄だなんて言えちゃうのがほんと不思議だなぁとは思います。
でも、最近の世の中は女尊男卑だ、なんていう人もいるらしく・・・。(女性専用列車や、レディースデーなどで)
この本って女尊男卑なのかな(笑)

Book Loversご出演時によれば、福岡さんの一番言いたかったことは、

威張るな、男よ!

だそうです。(笑)

でもこの本、こんなタイトルで男性は手に取りますかね?

単純に科学的読み物としても、大変に面白いのですが。

《最後まで読んでくれて、ありがとう》
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昨年、『生物と無生物のあいだ』でサントリー学芸賞を受賞した福岡先生の新著が出たと新聞で知った私は、すぐさま書店で買い求めた。前著『生物と無生物のあいだ』が、生物とは、生きているとはどういうことかについて、分子生物学の歴史や、その中での研究者たちの生き様も交えて興味深く語った作品だったのに対して、光文社新書の2008年10月の新刊として出された本書『できそのないの男たち』は、生物学の立場で見たときの... [続きを読む]

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