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「海を抱いたビー玉」森沢明夫

久々に、非実用書です。

これはものすごーく優しい物語です。

泣いたり、笑ったり、考えさせられたり、、、。感動しました。

1台の古いボンネットバスが主人公(?)で、その人生(?)をめぐるお話なのですが、出てくる人(やバス)みんながすごくあったかくて、優しくて、じーんときちゃいます。

昭和40年代の瀬戸内海から、広島、新潟へと旅するボンネットバス。(「となりのトトロ」に出てくるネコバスのモデルのものです。)
その途中では長年ゴミの物置として使われていたりしてぼろぼろになったり。。。
それを職人の手でよみがえらせ、また21世紀の現在、走り出す。

いい話だったぁー、とじんわりいい気分を味わいながら、あとがきを読んでびっくり!

なんと、、、

半分本当のお話だったんです~~~。
(そういえば、著者はノンフィクションライターでした。)

ボンネットバスは確かに存在していて、現在は新潟県湯沢町にあるそうで。

「湯沢 ボンネットバス」で検索してみたら、色々出てきました。エンジン音つきのページもあったりして。

この小説に出てくる人も実在の人物が沢山いて、バスにもこの方々にも会いたくなっちゃいます。特に、バスをよみがえらせた福山自動車時計博物館の能宗館長さんと、職人さんの榎さん。素晴らしいです~。拍手!パチパチ!

また、2004年にあった中越地震の被災のことも出てくるのですが、この描写が本当にリアルです。

報道ではわからなかった、被災者の方々の恐怖、苦労、苦悩が伝わってきます。

きっと、膨大な量の取材が背景にあったんだろうなぁと感じました。

この小説は、古いものを大事にする日本の良心だなぁーとしみじみ思いました。

沢山の人に読んでいただきたい本です。

おススメです。

ちなみに、ビー玉も実在するそうですよ。

《最後まで読んでくれて、ありがとう》
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