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「ゆらぐ脳」池谷裕二、木村俊介

「海馬―脳は疲れない」 でおなじみ、東京大学薬学部の准教授で薬学博士で脳研究者の池谷裕二さんの本。

タイトルからして脳の本っぽいですが、メインは池谷さんの脳研究における半自叙伝的な?内容です。

池谷さんに対するインタビューの一問一答形式です。「海馬~」のときは脳のしくみや働きに関する質問が主でしたが、今回は研究の裏話的な質問が多くあります。

研究者の裏話的な話なので、脳の話を期待しているとちょっと裏切られた感があるかもしれません。もちろん、研究対象が脳なので常に出てきますけど。(ミニ質問という形で、脳の働きの話も少し出てきます。)

でもやはり、この本の主役はあくまでも池谷さんで脳ではありません。

本人もあとがきで書いてますが、こんなボヤき満載の本を出してよいものか、と悩んだそうですよ。

ちょっとめずらしいな、と思ったのは池谷さんは研究者なのに仮説を立てずに研究をしているそうです。

研究者はまず仮説を立てることから始まる、と聞いていたのでへぇーと思いました。
(もちろん、通常の仮説を立てる研究の訓練はきちんとしているみたいですけど)

思い込みを排除して、無駄だと思われることから、発見をする。

まさに発見力ですね。見えてるのに気づかないものも多々ありますからね。

でもやっぱり研究者の苦悩や裏話もまぁいいんですけど、脳のしくみの話のほうが面白いです。

一部ご紹介すると、このブログでは何度も出てきてしつこいんですけど

「行動が感情を支配する」

という実験の部分です。感情が行動に表れる、の逆です。実証されてます。

笑う門には福来る、ですね。笑うから、楽しくなるんですよ。笑いながら何かやると、そのことが好きになるんです。

あとは、

「男女の脳梁の太さにはほとんど違いがない」

という部分。(※脳梁とは左右の脳をつないでいる部分です)
え~、女性のほうが脳梁が太いって聞いてたけど。。。!だから女性は男性より勘が鋭いんじゃないの?おしゃべりなんじゃないの?

説得力のある説だっただけに、意外でした。

《最後まで読んでくれて、ありがとう》
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